くまもとファッションムーブ

全国から若きクリエイター、ファッションリーダーたちが集結した1日

 熊本市をより魅力的で、より刺激的な都市へと発展させる
「くまもとファッションタウン構想」の一環として開催されているイベント
“くまもとファッションムーブ ”。第7回目を迎えた今年は、
1/24(金)、『テトリアくまもと 鶴屋ホール』で
“2003 SPRING & SUMMER DESIGNERS COLLECTION IN KUMAMOTO”
“第7回 くまもとファッション大賞デザインコンテスト”などが開催された。
当日会場に集まった人やショーの作品、舞台裏を徹底取材!


第7回くまもとファッション大賞 デザインコンテスト

 全国から応募があった2,561点のデザイン画の中から、最終審査に残ったのは19作品。
この日は実際に制作した作品をプロモデルが着用し、ファッションショー形式での審査が行われた。
これまでにないハイレベルな作品の中から、見事入賞したのはこの4人!

質問事項 1.作品のポイント
2.コンテストを終えて一言
3.将来の夢

グランプリ

スリーディメンション

河上政慶さん(大阪)
上田安子服飾専門学校

1.色・シルエットと、胸や袖などのファスナー使い
2.グランプリを狙っていたので、嬉しいの一言です! 友達も巻き込んで1週間徹夜で作った甲斐がありました。他の入選者の作品も、どれも手が込んでいて個性的なものばかりでした。
3.ずっと服飾に携わっていたい。

くまもとファッション協会賞

花モチーフジャケット

手嶋剛士さん(東京)
バンタンデザイン研究所

1.花をたくさん使っていますが、フェミニンになり過ぎないよう色と素材でスマートさを出しました。
2.グランプリを獲るつもりだったので、悔しい! 両親が熊本出身ということもあって、初めてこのコンテストに応募しましたが、これからはいろんなコンテストに挑戦していきたいです。
3.服作りがとにかく好きなので、ずっと作り続けていきたい。

審査委員長特別賞

Men’sパッチワーク仕立て

岩崎弘規さん(熊本)
熊本デザイン専門学校

1.細かいパーツを、ひとつひとつ皮ヒモで繋いで作り出したシルエット
2.自分一人の力ではなく、みんなに助けてもらったから獲れた賞だと思います。これをキッカケに、さらに技術を上げていきたい。
3.販売の現場も経験し、将来は熊本に自分のお店を持って、オリジナルブランドを展開したい。

奨励賞

吊し

海老原健悟さん(東京)
バンタンデザイン研究所

1.作品タイトルが“吊し”ということで、ベルトから吊るしてスカートを作り、重厚感のあるシルエットを出しました。
2.表彰式で最初に名前が呼ばれたのでドキドキでした。本当はもっと上を狙っていたのですが、作りに雑な部分があったと反省してます。
3.常に驚きを与えるデザイナーになりたい。

審査委員長の総評

ファッションデザイナー

田山淳朗氏

 受賞おめでとうございます。ファッションだけではありませんが、時代は大量生産に疲れ、クラフトの時代、手作りの時代と言われていて、クラフトや手作りの温かさ・人間性を求めています。今回受賞した作品はそういった部分が感じられるものでした。
 私自身も地元熊本の高校を卒業して東京に出て、いろんなコンテストに応募してきました。そして、これに応募されたみなさんと同じくらいの19歳の時に、小さな賞を獲ってデザイナーの道を歩み始めました。
 受賞された方もそうでなかった方も、また頑張って応募してください。そして熊本で行っているファッションショーなので、地元の方の応募をもっともっと待ってます。